2006年翻译考试在指导之関西弁講座01-10
文章作者 100test 发表时间 2007:03:10 12:42:54
来源 100Test.Com百考试题网
第1回 「ちゃう」
辞書には「〔連語〕(助詞「て」に動詞「しまう」の付いた「てしまう」が「ちまう」を経て変化したもの)東京方言などのくだけた言い方。動作の完了、実現する意を表す。「行っちゃう」「来ちゃった」 国語大辞典(新装版)小学館 1988」
と載っていますが、もちろんここで言う「ちゃう」は「違う」の「ちゃう」です。
強めて言うときには「ちゃうちゃう」と重ねて言いますが、それほど強い否定の意味はありません。
「例」
「ちゃうちゃう。それはちゃうんちゃう?」
共通語では「違うのと違いますか」とはあまり言いませんね。
普通は「違うんじゃないですか」と言うようですが、関西弁で「ちゃうやないですか」というとかなり強い否定に聞こえます。
「ちゃうんちゃいますか」というのが普通の言い方ですね?/p>
[NextPage]第2回 「あかん」
辞書には「〔連語〕(「らち(埒)があかぬ」の上を略した表現「あかぬ」から)物事がうまくいかない。効果がない。むだである。だめである。あかぬ。*浄?祇園祭礼信仰記‐四「あかんあかん、何ぼいうても次風呂はならぬ」 国語大辞典(新装版)小学館 1988」
と載っています。
「だめだ」と言われると何もかも全て否定されているようなニュアンスがありますが、「あかん」と言う言葉には何か余裕さえ感じられます。
「例」
「あかんあかん。そんなことしたらあかんやろ」
「あかんたれ」と言う言葉があります。共通語では「駄目な奴」とか「弱虫」ぐらいに相当しますが、もうすこし軽い意味合いで使います。
実際「駄目な奴」と面と向かって言われるともう立ち直れませんが、「あかんたれ」と言われても「わしもあかんたれやけど、おまえも貧乏たれやんか」ぐらいは言い返せます。
[NextPage]第3回 「いらち」
辞書には「(形動)(動詞「いらつ」の名詞化)落ち着きがなく、あわただしいこと。せっかち。また、そういう人。*浮?本朝二十不孝‐五「早急(イラチ)の久左衛門」 国語大辞典(新装版)小学館 1988」
と載っています。
せかせかして、一つのことを落ちついてできない人のことですね。大阪人は世界一歩く速度が速いのだそうです。「いらち」と言うのは大阪人(多分神戸人も)の性格を表す言葉かもしれません。
「例」
「ちょっと待ちぃな。いらちなやっちゃなぁ」
私もかなり「いらち」な性格だと思います。たとえばカップラーメンを食べるときお湯を入れて3分待つことができません。30秒ぐらいでもう我慢ができず食べ始めてしまいます。別に餓えているというわけではないのですがおとなしくじっと待っているという行為ができないのです。
カップ麺は固くてバリバリしているほうが美味しいのだと自分に言い聞かせています。
[NextPage]第4回 「ほんま」
辞書には「(形動)本当であること。真実.*浮?元禄大平記‐五「馴染を重ぬるにつけては、本間(ホンマ)の心中をたて」 国語大辞典(新装版)小学館 1988」
と載っています。
「ほんま」と言う言葉が口癖になっている人もいるほど、関西ではよく聞く言葉です。
昔「ボインの歌」で一斉を風靡した月亭可朝が「ほんまにほんま、いやほんまでっせ」などとよくこの言葉を使っていました。
「例」